のんべえあきの気まぐれフラメンコ日記

田舎でのんびりフラメンコ 現在三重県松阪市でフラメンコクラス開講中

クラスのこと

現在クラスではブレリアを学んでいます。

おしゃべりから始まり、パルマ(手拍子)、最後に踊ります。

個人的におしゃべりはリラックスする為に大切な時間、また、相手を知ることにも繋がると思っています。フラメンコは一人では出来ないので。

パルマは小さい音で叩きます。落ち着いてリズムを理解する為に、そして音楽と一緒に叩く時は音楽が消えないようにする為です。リズムの勉強、そしていつか自分の中にコンパスが宿る為に学んでいます。

最後に踊り。動きはシンプル且つ簡単です。ただ、動きが少ない分、自分の中でコンパスが回っていないと動くタイミングがつかめません。先日のクラスでは、首でリズムをとってしまう方がいました。私もそうでした。どうしてもリズムをとるのに内側ではなく外側を使いたくなる。

パルマも一緒で自分の内側で感じ、最終的に手のひらで音は出すけど強く叩いたりはしないのです。手は脱力し、あくまでも聴いて心で感じて、お腹で感じているリズムを繊細に叩いていきます。そういえば、よくルイス先生が赤ちゃんを撫でるように叩くと言ってました。リズムや歌っている人、奏でている人の感情、自分自身の中で生まれる感情も含め、色んな事を繊細に感じ丁寧に慎重に叩いていきます。

 

フラメンコを理解するのは本当に難しいですが、とにかく『沢山聴いて感じる』これに尽きると思います。あとは楽しむ!!

 

現在生徒さんを募集中です。レベルは問いません。

興味のある方はブンカの交流館さんかこのブログのコメント欄にメッセージお願いします😊

現在は第一、第三火曜日12:00〜13:30 までのクラスのみですが、夜のクラスも検討中です。

先ずは一度体験にいらして下さい😊

 

 

 

Granada グラナダ

2014年、直感でグラナダに行きたい!!と思い約2ヶ月留学しました。

街の雰囲気を言葉で表現すると、哀愁、豊か、独特、癒し、、こんな感じ。

特にサクロモンテ(グラナダの街の一画)は特別で何度も足を運び、いくつかのタブラオ(フラメンコを観る場所)にも行きました。

グラナダの人の話し方は独特の訛りがあり、セビージャとは全く違っていました。グラナダのあのコンパス(フラメンコのリズム)はこの話し方の影響もあるのかなぁ。。と勝手に想像。

滞在先はカルメンラスクエバスというフラメンコ学校の寮で、アルハンブラ宮殿が一望できる最高の場所でした。が、夜になると外壁に大量の白トカゲが出没。最悪部屋の中へ侵入‼︎‼︎はちょいまいりました。

大切な人と夢でリアルに逢えて号泣したり、よく考えたらこの後の自身の人生が大きく変わったな。。

もう一度行きたい!

 

 

ヒターノ語

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セビージャで購入したヒターノ語の辞書。

フラメンコの歌詞にはヒターノ特有の言葉があり、もちろんスペイン語の辞書には載っていません。

この辞書で歌詞の意味を理解して、少しずつ学んでいきます♪

 

La niña de los peines (ラニーニャデロスペイネス)

La niña de los peines 本名Pastora Pavón 

私が大好きなカンタオーラ。

彼女のPetenera(Quisiera yo renegar)を初めて聞いた時自然に涙が溢れました。

スペイン語もフラメンコも全く理解していない時に、、不思議です。

言葉ではなく、その声にその音に感動しました。

お会いしたかったけどもうこの世にはいません。

セビージャ出身のアーティスト。私がセビージャに行く理由の一つです。

Hay que mojarse

Hay que mojarse 、あいけもはーるせ。

ルイス先生がたまに使う言葉。

直訳すると「ずぶぬれにならなければならない」

つまり、その対象にどっぷ〜り向き合う事。

オンラインでカンテクラスを受講していますが、この言葉の重要性を感じています。

 

 

¡olé! オレ!

この言葉はよくフラメンコのハレオ(掛け声)で使われる言葉です。

トロンボ先生がこの言葉のフラメンコでの意味を教えてくれたのを思い出しました。

それは、Gracias (ありがとう) 。

本当にそーだな〜と腑に落ちました。

ハレオは、カンテ(歌)、バイレ(踊り)、ギターそれぞれのレマーテ(締め)の後、また心が動かされた時に自然に出る掛け声で、フラメンコ音楽を皆で創り上げる大切な要素の一つです。

義務的に言うものではなく、あくまでも自然に出るものがコンパスをさらに輝かせ豊かにします。